Biscuit Bonzer
アルメリック ビスケットボンザー(Biscuit Bonzer)は2007年に大ヒットしたビスケットにボンザーフィンを組み合わせたボードです。
ボンザーとはカリフォルニアのCampbell Brothersによって開発されたデザインです。独特のボンザーボトムとボンザーフィンがボードの走りとドライブ性能を最大限に引き出します。アルメリックとの共同開発でリリースされたビスケットボンザーは想像以上のスピード、ドライブ、レールツーレールを味わうことが出来るボードに仕上がっています。
アルメリック ビスケットボンザー(Biscuit Bonzer)の特徴
【デザイン】
レール | ミディアムフル |
ノーズ | ハイブリッド〜ラウンド |
テール幅 | ワイド |
ノーズロッカー | 緩やか |
テールロッカー | 緩やか |
ロッカースタイル | ステージドローッカー |
アウトライン | カービー |
フィンセッティング | ボンザーフィン+シングルフィン |
【コンディション】
スキルレベル | 初心者〜エキスパート |
スタンス | ナチュラル |
対応サイズ | ヒザ〜アタマ |
ブレイク | ビーチブレイク/ポイントブレイク/リーフブレイク |
【アウトライン】
オリジナルのビスケット同様、短くワイドでボリューミーなアウトラインです。
【ロッカー】
オリジナルのビスケットはフラットなロッカーが特徴的でしたが、ビスケットボンザーのロッカーはフラットではなく緩やかなロッカーが施されています。深めのダブルコンケーブがボンザーフィンを通るように設計してあり、テールエンドのスパイラルVEEに繋がっています。このセットアップが想像以上のスピードとドライブを生み出します。この部分はビスケットボンザーのコアポイントであり、クイックなレールツーレールが非常にやり易く”止まらないサーフィン”が可能になっています。
【フィンセッティング】
オンフィンのボンザーフィンが4本装備されます。センターはシングルフィンなのでフィンサイズやセッティングを変えることにより更に引き出しが増えます。ストックボードにはシングルフィンが付属いたします。
アルメリック ビスケットボンザーのサイズ表
アルメリック ビスケットボンザーのライディング動画
アルメリック ビスケットボンザー(Biscuit Bonzer)のまとめ
■ 2007年に大ヒットしたビスケットにボンザーフィンを組み合わせたボード
■ 想像以上のスピード、ドライブ、レールツーレールを味わうことが出来る
■ ボンザー+シングルフィンが止まらないサーフィンを可能にしてくれる
■ カットバックでは並外れたスピード性能を発揮する
■ パドルはイージーでテイクオフも激速で安定感がある
ボンザーは非常にユニークでオリジナルなデザインですが現在のサーフシーンでは決してメジャーとは言えません。そのボンザーシステムを世界一のボードカンパニーであるアルメリックがあえてピックアップしたところにこのボードの面白さがあります。
ビスケットボンザーの様なユニークなボードに乗ってみることで、良い意味でサーフィンの価値観が一変する可能性があります。このボードはサーファーとしての引き出しや幅を広げるチャンスになるボードだと強く思います。
どんなサーファーに適しているかですが、公式ページでは初心者〜エキスパートとなっています。ボンザーは取り回しが難しいのではないかと思われる方もいると思いますがそんなことはありません。一般的なトライフィンよりボードは走りますしドライブします。走り、ドライブといった部分はトライフィンよりはるかに扱い易いと言えます。
しかもこのボードはパドルが楽でテイクオフも激速なので、初級レベルの方や年配の方でも楽しめるボードです。普段トライフィンに乗っている方にはいろんな意味でサーフィンの奥深さを感じさせてくれるボードになると思いますよ!!以上がアルメリック ビスケットボンザー(Biscuit Bonzer)の解説になります。