アルメリック Bonzer 3D（ボンザー3D）は、アルメリックとボンザーの生みの親マルコム・キャンベル、そしてデーン・レイノルズのコラボレーションモデルです。

アルメリック ボンザー3DのボンザーとはカリフォルニアのCampbell Brothersによって開発されたデザインです。独特のボンザーボトムとボンザーフィンがボードの走りとドライブ性能を最大限に引き出します。アルメリックとの共同開発でリリースされたボンザーシリーズにはビスケットボンザー、ボンザーシェルターがありますが、今回のBonzer 3D（ボンザー3D）はデーンレイノルズが開発に携わることにより、各所にデーンモデルらしいチューニングが施されています。

アルメリック Bonzer 3D（ボンザー3D）の特徴

対応するコンディション

アルメリック Bonzer 3D（ボンザー3D）のアウトライン

同じデーンモデルの超人気ボード”ネックベアード”に似たワイドでボリューミーなアウトラインです。テールのぶった切り感などは特にデーンモデルらしさを感じます。このワイドなテールが波からのパワーをしっかりと拾うので小波やタルイ波でもスピードをロスすることなくライディング出来ます。

ロッカー

ボンザーと言えばそのユニークなロッカーに特徴があります。ロッカー自体は抑え気味ですが、ボード中程からボンザーフィンを抜けていくダブルコンケーブというかチャンネルが面白いですね。テールエンドは強めのVEEになっています。

フィンセッティング

オンフィンのボンザーフィンが２本装備されます。センターはシングルフィンなのでフィンサイズやセッティングを変えることにより更に引き出しが増えます。ストックボードにはシングルフィンが付属いたします。

アルメリック ボンザー3Dのサイズ表

アルメリック ボンザー3Dのライディング動画

アルメリック Bonzer 3D（ボンザー3D）のまとめ

ボンザーは非常にユニークでオリジナルなデザインですが現在のサーフシーンでは決してメジャーとは言えません。そのボンザーシステムを世界一のボードカンパニーであるアルメリックがあえてピックアップして、更にフリーサーフィンのカリスマであるデーンレイノルズが開発に携わっているところにこのボードの面白さがあります。

ボンザー3Dの様なユニークなボードに乗ってみることで、良い意味でサーフィンの価値観が一変する可能性があります。このボードはサーファーとしての引き出しや幅を広げるチャンスになるボードだと強く思います。特に独特なリフト感が本当に癖になります。初めて乗る方はビックリするほどのリフト感を味わえますよ。

どんなサーファーに適しているかですが、公式ページでは初心者〜エキスパートとなっています。ボンザーは取り回しが難しいのではないかと思われる方もいると思いますがそんなことはありません。一般的なトライフィンよりボードは走りますしドライブします。走り、ドライブといった部分はトライフィンよりはるかに扱い易いと言えます。またボードの特性により自然にスタイルを出せるボードと言っても過言ではありません。人とは違ったスタイルを出したい方やデーンのサーフィンが好きな方にもオススメします。

しかもこのボードはパドルが楽でテイクオフも激速なので、初級レベルの方や年配の方でも楽しめるボードです。普段トライフィンに乗っている方にはいろんな意味でサーフィンの奥深さを感じさせてくれるボードになると思いますよ！！以上がアルメリック Bonzer 3D（ボンザー3D）の解説になります。