The Peregrine
アルメリックからパフォーマンスモデルがリリースされました!!モデル名は”The Peregrine(ペレグリン)”
Peregrine(ペレグリン)とは英語でハヤブサを意味します。ハヤブサと言えばスピード&敏捷性を兼ね備えた猛禽類です。滑空時の最高速は350km超とも言われる世界最速の鳥です。そのハヤブサをモデル名を冠したアルメリック The Peregrine(ペレグリン)は、スピード性能&敏捷性&パワーサーフィンをコンセプトに開発されました。
アルメリック Peregrine(ペレグリン)はデーン・レイノルズが開発に携わっているモデルです。デーンの様なパワフルでスピーディーでクイックなサーフィンを可能にしてくれます。超高速のダウンザラインからレールを使った深いボトムターン、そしてファイスをえぐるようなビッグカービングといった玄人好みのライディングを実現してくれるボードです。
アルメリック Peregrine(ペレグリン)の特徴
【デザイン】
レール | ミディアム〜フル |
ノーズ | ポインテッド |
テール幅 | 標準的なスカッシュ |
ノーズロッカー | リラックス |
テールロッカー | ミディアム〜アグレッシブ |
コンケーブ | シングル〜4チャンネル |
アウトライン | ストレート |
フィンセッティング | 3フィン |
【コンディション】
スキルレベル | 初心者〜エキスパート |
スタンス | ナチュラル |
対応サイズ | コシ〜オーバーヘッド |
ブレイク | ビーチブレイク/リーフブレイク/ポイントブレイク |
アルメリックのシェイパーBritt MerrickよるPeregrine(ペレグリン)解説
【アウトライン】
アウトラインは細すぎずワイド過ぎず、最近のパフォーマンスボードらしいスタンダードなラインを描いています。スピード&フローをキープしてくれるデザインであり、アルメリックのボードによく採用される”メリックヒップ”と呼ばれる絞りがテール付近に弱めに入っています。
【ロッカー】
Peregrine(ペレグリン)のノーズロッカーは弱めに抑えてあります。ノーズロッカーが抑えてあるということはスピードが出る、スピードを出しやすいということです。テイクオフも速くなります。弱めのノーズロッカーはセンター付近からカーブしていき、強めのテールロッカーに繋がっていきます。テールロッカーが強いということはボードをクイックに動かせるということです。
【コンケーブ】
コンケーブはシングルコンケーブ〜4チャンネルとなります。シングルコンケーブはスピードを生み出します。そしてアルメリック The Peregrine(ペレグリン)の最大の特徴がボトムに施された4本のディープなチャンネルです。この4本のチャンネルが抜群のスピード&フローを生み出し、そしてボードをリフトしてくれます。その結果、リップでボードを返す時に信じられないほどクイックなアクションが出来たり、マックススピードでレールTOレールのマニューバーを描くことが出来ます。
想像以上にディープでしっかりとした4チャンネルが施されています。↓↓↓
【レール&デッキ】
アルメリック Peregrine(ペレグリン)にはフラットデッキが採用されています。フラットデッキは文字通りデッキが平らになっているデザインです。デッキがフラットということはストリンガーの付近の厚みがそのままレールまで続くということです。レールを落としていないという表現も出来ますね。
その為、レールを触ると数値以上のボリュームを感じます。脇に抱えたファーストインプレッションでも厚みを非常に感じます。カスタムオーダーする場合は、普段使用しているボードの厚さより1/8インチ薄くしたほうが良いとのことです。ストックボードを購入の場合は全体のリッター値を目安にして、厚みをいつもより薄くしてみると良いでしょう。薄くしてもフラットデッキのお蔭でボリュームと浮力は確保出来ます。
フラットデッキ自体はとてもパドルしやすく、乗り味もかなり軽快です。よく言われるのが通常のデッキに比べフレックスするという点です。足裏から得られるフィーリングもかなり良いと評判です。吸い付くような感覚と言えば分かりやすいかもしれませんね。
アルメリック The Peregrine(ペレグリン)のサイズ表
アルメリック The Peregrine(ペレグリン)のまとめ
■ 反則的なスピード性能
■ 軽快なフロー&リフト感
■ 驚くほどの動きの良さ
■ スピード性能と敏捷性を兼ね備えている
■ レールを使ったビッグターンやカービングが可能
■ ディープな4チャンネル
■ フラットデッキ搭載
アルメリック The Peregrine(ペレグリン)はスピード性能と敏捷性を兼ね備えたパフォーマンス系ボードです。シングルコンケーブからの4チャンネルはそのデザインを見るだけでもワクワクしてきます。実際に乗ってみても今までにない新たな感覚を味あわせてくれること間違いなしです。
個人的な感想では、デーンのボードらしいというか何というか板自体の”ボリューム”を数値以上に感じます。デーンのパンチ感あふれるサーフィンにはペラペラのボードではなく、Peregrine(ペレグリン)の様にボリュームのあるボードが必要不可欠なんだと改めて感じました。シェイパーのBritt Merrickは『Peregrine(ペレグリン)に乗れば、本当にデーン・レイノルズの様なサーフィンが出来るぜ!!』と自信を持って言っています。デーンの様なサーフィンを目指すならマストなボードですね。
あえて気になる点を挙げるとすれば、ディープ4チャンネルのデメリットな部分です。チャンネルはスピード性能が抜群でフラットなセクションでも抜群の加速を生み出しますが、チョッピーなコンディションやサイドショアなど面が荒れているコンディションではチャンネルが逆に不安定さを生み出す恐れがあります。面がきれいな時やいい時用のボードとして使用するのも一考かと思います。一般的にチャンネルを施すと回転性が犠牲になるとも言われますが、Peregrine(ペレグリン)はテールロッカーを強めにしたり、ヒップと呼ばれる絞りを入れたりと回転性を損なわないデザインを取り入れています。回転性については全く問題ないどころか、むしろキレキレといっても過言ではありません。
どんなサーファーに適しているかですが、公式ページでは初心者〜エキスパートとなっています。ですが初級レベルの方でも問題なく楽しめるかどうかは少し疑問です。ボリューミーで安定感もあり板自体が前に前に出てくれるボードなのでそういった意味では初心者にも適していますが、やはりパフォーマンスボードなので多少は乗り手を選ぶ側面もあると思います。個人的には中級レベル以上の方であればこのボードの持つ特性を十二分に発揮出来ると感じました。ターンがしっかりと出来るレベルであれば、ネクストレベルのスピードに乗ったパワー&レールサーフィンが楽しめますよ!!
以上がアルメリック The Peregrine(ペレグリン)の解説になります。適正サイズにお悩みの方はお問い合わせください。サイジングをアドバイスさせていただきます。
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